川内原発1号機が再稼働してしまった

いったい、どうなるのだろうか。
確かに地元にとっては経済的にも再稼働すれば景気が良くなるのかも知れないが、いまだ福島の検証がすんでいないのに、もし、また、がなければいいというものでもなかろう。
廃棄物はどこに捨てるつもりなんだろうか。

また、日本の原発には【メルトダウン】に備え、放射性物質を閉じこめる「コアキャッチャー」がない。
（コアキャッチャーとは、メルトダウンに備え放射性物質をとじこめて冷却し、放射性物質の拡散を抑える装置）
http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/ba9c4a26fd55de152b179c4af3f2d2ae

世界一安全なはずの日本の原子炉とヨーロッパの原子炉の違い・・・・
http://ameblo.jp/boumu/entry-11678204006.html

コアキャッチャーに関するQ&A
http://chiebukuro.yahoo.co.jp/tag/tags.php?tag=%E3%82%B3%E3%82%A2%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC

となると、日本はコアキャッチャーの設置義務の無い国しか輸出できないと言うことになるが、これでもし何かあったら責任問題はどうなっちゃうんだろうか。
日本国内のようにのらりくらりと責任を回避するわけにはいけないでしょう。
こんな無責任体質、いつからなってしまったんだろうか。

さて、原発再稼働について「生活の党と山本太郎となかまたち」の小沢代表が談話を出しています。

川内原発1号機再稼働を受けて(談話)

現在、国内の原発は一基も稼働していないにもかかわらず、それにともなう停電は一度も起きていません。
電気の安定供給にも支障を来していません。それにもかかわらず、
安倍首相は原発を止めると電力が足りなくなり、日本経済が危うくなるとして、
原発を重要な「ベースロード電源」と位置付け、これからも再稼働を進めていく方針です。

原発はひとたび事故が起きたらどれだけの費用がかかるか、
福島第一原発事故後の状況をみればわかることです。さらに、廃炉にかかる費用も巨額で、
全体のコストを考えたら原子力の発電コストは非常に高いものになります。
しかも、どれだけお金をかけても、原発の稼働により発生する高レベル放射性廃棄物の処理方法が
未だ解決していないことは否定しようのない事実です。

我が党は東日本大震災の発生直後から、福島第一原発事故の収束を最優先にすべきであり、
脱原発を進め、原発の再稼働は認めないと一貫して主張してきました。

来年には東日本大震災から５年の節目を迎えます。日本は自らが得た教訓を真摯に受け止め、
原発のない社会の実現に向け真剣に取り組んでいくべきだと思います。

※私の所も柏崎原発が近くにあり、事あれば避難を考えなければいけない場所であり、人ごとではありません。
先の戦争も原爆についてもそうだが、この国の人って「のど元過ぎれば熱さ忘れる」で、いいのだろうか。

やはり未来への負のリスクを少しでも減らすときになったのではないのだろうか。