私たちの未来はどこに向いているか?

今朝は朝まで月が陰ったままだった。西から活発な雨雲が向かってきており、これの影響なのだろう。今後は雨というよりも雪の可能性が多いだろう。
週末まではあまり良い天気は期待できないようだ。

さて、今朝の新聞を見ると15年度予算案決定とのこと、何と過去最大96兆3,420億円だという、社会保障膨らむの文字が躍っている。法人税減税の件もあるし、だいたいにおいて消費増税分は「すべて社会保障に充てる」と言いながら、14年度予算では、初年度増収分約7兆円の内6兆円を景気対策に回し、1兆円しか社会保障に充てなかったというではないか。それでいながら、14年度も景気対策として3兆円強の補正予算を組むと言う。何のことはない、増税分は「景気対策」ですべて消えたことになるのでは、それどころか、逆に出費(歳出)を増やしてしまっているのではないか。
そして、防衛費は3年連続の増額である、地方重視のかけ声をよそに、規模が大きい割には暮らしにの恩恵は感じられない。
はて、いつになったら構造改革はあるのだろうか。赤字解消はどんなところでも、1円の節約から始まるんだが、国は本当にやってるのだろうか?
民間だったら赤字の場合は、どんどんと経費節減対策を講じるわけだが、国レベルとなると金額が大きくなることもあり、その気になれば相当の節約が可能だと思うんだけどね。
しかし、私も含めてだが、自分ちの家計だったら当然何とかせんといかんと思うだろうが、国の財政となると他人事としてとらえているのではないだろうか。
けれども我が国は先の戦争のあと、びっくりするほどの復興を遂げた。しかしバブルがはじけた後はいまだに浮き沈みが激しいままである。アベノミクスでさえも私たち庶民レベルではどこの国の話しだ、と思えるくらいその効果は感じることが出来ないままだ。この後に本当によくなるのかどうかさえも不明である。ところが同じく先の戦争で敗戦国となったドイツについては何と13日に、2014年が財政黒字になったと発表している。
底堅い景気に支えられて税収が想定を上回り、借金(赤字国債)をしなくても歳出をまかなえた。ドイツが財政黒字になるのは1969年以来、45年ぶりだそうだ。もともとは15年に黒字転換の予定だったが、1年前倒しで達成したといい、欧州の中で財政の健全ぶりが際立っている。財政が黒字になった背景には、税金の節約を行ったことと輸出が堅調でGDPが成長していることが背景にある。対する日本は、既に国民年金が実質破たん(不払い
が4割超)し、厚生年金と共済年金で社会保障を維持している。確か100年安心年金なんて言っていたのにね、本来、毎年保険料を上げ、物価の変動を加味してマクロ経済スライドにより給付すれば、辻褄があうという類のものだが、導入わずか2年でおかしくなった。

理由は保険料を上げたが実保険料収入が横ばいに終始してしまったからである。しかもずさんな年金管理は未だに消えた年金が分からないとか、でたらめな建造物への無駄な投資とかが叫ばれ、その背景には「特別会計」の不明朗があった。この「特別会計」や「財投」の中には、天下りや財界とりわけオールド企業の貴重な財源になっている闇があるのだそうだ。本来なら淘汰されるべきオールド企業が生き残り、そこに税金が流し込まれている。これはいかんね。
私も明日は67歳になる、これからは毎年の年金は段階的に下がっていく事が表明された、そうなると生活はどんどん厳しくなるばかりでしょうね。
今は、世界を見ると生活はもっと厳しいところもあるが、はてこの中にこの国も含まれてくるのにはそんなに時間は必要ないかも知れない。平均寿命だって世界で一番長いはずですか、これも気がついたら自分の回りには誰もいなくなってしまったということになりはしないか。
私たち、特に高齢者は頭を冷やして、いまこそ現実を直視し、声をあげるべきではないか。

<心配な井の中の蛙国>
【国際情勢】2015年、岐路に立たされる日本(2)「中国、驚愕の対日戦略とは?」

http://www.mag2.com/p/news/4505

一時でもいいから良いイメージを頭に描きましょう。

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